目次
歯医者さんの麻酔は痛い?
・歯科麻酔は痛いのか?
⁻麻酔が痛い理由
・麻酔後の痛みの原因
⁻麻酔が切れた後に感じる痛み
⁻治療の影響による痛み
・術後疼痛の対応法
・歯科麻酔後の注意事項
・麻酔後の飲食
・硬い食べ物を避ける
・冷たい食べ物飲み物を選ぶ
・ゆっくり食事する
歯医者さんの麻酔は痛い?
こんにちは。
南武線「稲田堤駅」より徒歩1分の歯医者・歯科『ししどファミリー歯科稲田堤駅前』歯科医師の愛須です。
歯科麻酔は日常的に使われており、治療中の痛みを和らげるために欠かせない役割を果たします。しかし、患者さんの中には「麻酔が痛いのでは?」「麻酔後も痛みが続くのでは?」と不安を抱える方も多いでしょう。麻酔の必要性を理解していても、痛みに対する不安はつきものです。
今回のコラムでは、歯科麻酔がなぜ痛みを伴うことがあるのか、治療後の痛みの原因やその対処法、さらに麻酔後の食事について詳しく説明します。現在歯科に通院中の方やこれから通院予定の方にとって、麻酔を受ける際の参考になる内容となっていますので、ぜひお読みください。
歯科麻酔は痛いのか?
歯科麻酔の痛みの感じ方には個人差があります。麻酔に敏感な方もいれば、ほとんど痛みを感じない方もいますが、多くの人は「多少の痛み」を感じることが一般的です。特に、歯茎や神経に近い部位に麻酔を注射する場合、痛みを訴えるケースがよく見られます。
麻酔が痛みを伴う主な理由には以下の要因が挙げられます。
歯科医療では、患者の痛みをできるだけ軽減するために、さまざまな工夫が施されています。例えば、麻酔注射の前に表面麻酔を使用することで、針が刺さる際の痛みを和らげます。また、温めた麻酔薬を使ったり、注入速度を調整することで、さらに快適な治療を実現します。ししどファミリー歯科稲田堤駅前では、「少しの痛みも嫌だ」と感じる方のために、可能な限り無痛の麻酔を目指しています。
では、時々耳にすることもあると思いますが、麻酔後にでる痛みやその正体、対応はどうしたらよいのでしょうか。
麻酔後の痛みの原因
麻酔が切れた後に感じる痛み
麻酔は一時的に痛みを和らげる効果がありますが、効果が切れると治療した部位に痛みを感じることがあります。これは治療中に歯や歯茎に与えられた刺激が原因です。また、治療箇所に炎症がある場合は痛みが長引くこともあります。さらに、麻酔を刺した場所が口内炎になることもあります。
治療の影響による痛み
虫歯治療後は、歯を削る際の振動や圧力が影響して、普段は気にならないような軽い刺激でも痛みやしみを感じることがあります。
また、治療後に入れる詰め物や被せ物が原因で痛みが生じることもあります。詰め物や被せ物の噛み合わせが合っていない場合、噛むたびに違和感や痛みが出ることがあるため、必要に応じて治療を受けた歯医者さんに相談し、調整してもらうことが重要です。
術後疼痛の対応法
治療後の痛みを和らげ、回復を早めるために、次のポイントを参考にしてください。
口腔内を清潔に保つ
口内を清潔に保つことは、治療後の痛みや炎症を防ぐために重要です。食事の後は柔らかい歯ブラシで優しくケアし、強く磨かないように気をつけましょう。また、デンタルフロスやマウスウォッシュを使うと、口内全体を清潔に保つことができます。
鎮痛剤の服用
痛みが強い場合は、医師から処方された鎮痛剤を使用するか、市販薬を説明書に従って適切に服用してください。痛みが治まらない場合は歯医者さんに相談しましょう。
噛み合わせを調整する
詰め物や被せ物で噛み合わせに違和感がある場合も、早めに歯科医に相談するのがおすすめです。調整を行うことで、痛みや負担を軽減できます。
安静にする
麻酔後の痛みが続く場合は、激しい運動を避けて安静にし、体を休めることが大切です。特に治療直後は、十分な休息を取ることで体の回復を助けます。
柔らかい食事を摂る
柔らかい食べ物を選ぶことも重要です。硬いものや噛む力が必要な食事を避け、スープやヨーグルト、蒸し野菜などを摂ることで、治療部位に負担をかけず回復が早まります。
患部を冷やす
腫れや痛みには患部を冷やすのが効果的です。タオルで包んだ保冷剤や氷を15~20分程度、外側から優しく当てて冷やしてください。ただし、直接肌に触れないよう注意しましょう。
口内炎の薬を塗る
術後に口内炎ができた場合は、担当の歯医者さんに相談し、ステロイド軟膏やレーザー治療を受けることで症状を緩和できます。
麻酔後の注意事項
麻酔を伴う歯科治療後には、いくつか注意が必要です。ししどファミリー歯科では、麻酔が切れるまでに注意すべきポイントを以下のように説明しています。
運動やアルコールの摂取を控える
治療後、麻酔がまだ効いている間は、激しい運動やアルコールの摂取を避けることが大切です。これらの行動は血流を普段以上に促進し、体に負担をかけたり、治療箇所に腫れや痛みを引き起こす可能性があります。麻酔が切れて体調が戻るまで、できるだけ安静に過ごしましょう。
飲食を控える
麻酔が効いている間は、口の感覚が鈍くなるため、飲食には気をつけましょう。特に熱い飲み物や硬い食べ物は、口の中を傷つける可能性があるので、麻酔が切れるまで控えるのが賢明です。また、食事中に舌や頬の内側を噛むこともあるため、麻酔中の飲食はなるべく避けるのがおすすめです。事前に食事を済ませておくと安心です。
優しくブラッシングする
麻酔後でも口腔内を清潔に保つためには歯磨きが大切です。ただし、治療した部分に強い力をかけると出血や痛みを引き起こすことがありますので、優しくブラッシングするようにしましょう。痛む箇所には無理にブラシを当てないよう気をつけてください。
患部や唇、頬を触らない
麻酔が効いている間は、患部や唇、頬の感覚が鈍く、しびれを感じることがあります。この感覚が気になり触ってしまう方もいますが、触りすぎると無意識に傷つけてしまう恐れがあります。特に痛みを感じにくいので、過剰に触れることで腫れや傷が悪化する可能性があるため、できるだけ口元に触れないようにしましょう。お子様の場合、噛んでも痛みがないことで遊んでしまい、麻酔が切れた後に腫れがひどくなることもあるので、保護者の方も注意が必要です。
麻酔後の飲食
基本的には、麻酔が切れてから食事をするようにしましょう。先にも述べたように、感覚が麻痺している状態では、特に知覚に関する神経が麻痺しているため、痛みを感じず、頬や舌を噛んだり火傷したりしても気づかないことがあります。
ここでは、食事に関する注意点をいくつかご紹介します。
もし食事をとる必要がある場合は、以下のポイントに注意してみてください。
硬い食べ物を避ける
麻酔後や治療後しばらくは、硬い食べ物は避けましょう。ナッツや硬い野菜、クラッカーなどは歯や歯茎に負担をかけ、痛みや治癒の妨げになる可能性があります。
さらに、粘着性のある食べ物は詰め物や被せ物が外れる原因になるため控えるべきです。
歯や歯茎が敏感になっている麻酔後や治療直後は、柔らかく消化しやすいスープやお粥、ヨーグルト、マッシュポテトなど、噛む負担の少ない食べ物を選ぶことが大切です。
こうした食事は治療部位への負担を軽減し、口内の回復を助け、痛みや腫れの悪化を防いでくれます。
冷たい食べ物や飲み物を選ぶ
麻酔後は口内の感覚が鈍っているため、熱い食べ物や飲み物を口にすると火傷する恐れがあります。熱いスープやお茶などは避けましょう。
炎症を抑えるには、冷たい食べ物や飲み物が効果的です。ただし、氷を直接食べるなど冷やしすぎるのは避け、常温や冷たいスムージーなどで口内を冷やしながら栄養を摂るのが良いでしょう。
ゆっくり食事する
急いで食べると、頬や舌を噛むリスクが高くなります。感覚が鈍っているため、口の動きがうまくいかないことが原因です。なるべくゆっくり食べるよう心がけましょう。
また、治療した部位に負担をかけないように、反対側の歯で噛むなど工夫することも効果的です。
歯科治療において、麻酔は痛みを和らげるために欠かせません。
ただし、麻酔時に少し痛みを感じることがあったり、治療後に痛みが続く場合もあります。歯科医院では痛みを最小限に抑えるため、極細の注射針や表面麻酔の使用、麻酔液の温度管理や注入速度の調整など、さまざまな工夫がされています。
麻酔後は口の感覚が鈍るため、食事の際には注意が必要です。また、激しい運動やアルコールの摂取を避け、体の回復をサポートしましょう。
ししどファミリー歯科稲田堤駅前では、患者様の不安や痛みを取り除けるようさまざまな工夫をして治療を提供しています。
そしてさまざま症例、審美治療を行っております。
また、当院ではカウンセリングや説明の時間を重視しており、ゆったりした時間を設け、患者様が治療の内容を十分に理解し、納得した上で治療に進むことができるように努めています。
当院では、一般歯科や予防歯科、矯正治療、ホワイトニング、マタニティー歯科など、さまざまな分野に力を入れています。
ししどファミリー歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。
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