こんにちは、院長の宍戸です。

今年は台風が多く、被害に見舞わられた方々の一刻も早い復興を願っております。

さて、今回は根管治療です。

稲田堤という街は意外かもしれませんが、外国の方が多く住まわれていて、グローバルな街です。

当院にもアメリカ、フランス、フィリピン、韓国、マレーシア、イギリス、ベトナム、モンゴルなどなど幾人もの海外の方が受診され、今回もベルギーの方が、とにかく痛いのでなんとかして欲しいと来院されました。

この方は英語の他にスペイン語やフランス語も堪能でしたが、日本語だけが難しくとても不安そうで、やはり言葉のこともあるので、何が不安かお話したところ、治療のあと空手の練習ができるかと。。。

？

と思い、さらに詳しく話をしたところ

なんとヨーロッパの空手世界大会で銀メダルをお持ちだそうで、毎日練習が必要だと。

私も学生時代、空手に汗を流していたので、世界共通の言葉　osu 　押忍というと患者さんも驚いていましたが、その話を伝えると共通のものがあるということで安心されて治療を受けていただくことになりました。

空手やっててよかったです。笑

初診時のレントゲンと口腔内ですが、症状は左上６の冷水痛、自発痛がひどく、ベルギーで治療されたようですが、急性歯髄炎を引き起こしていました。

またこの治療と今の状態、そして鑑別として左上７の歯周病の状況を英語で説明するのがとても難しく、カウンセリングに時間が必要でした。

当院には動画で治療を説明するツールがありますので、拙い英語でなんとか伝わり安心して治療することになりました。

保険の関係で最終補綴はベルギーに戻ってから行うということになったので、当院では支台築造まで。

なるべく歯を削らないように

とここまでおこないました。これをベルギーのDrに伝えて終了です。

術後には

患者さんも痛みがとれて幸せですし、私も空手界の有名人と写真がとれて幸せです。

最後は、いつか私も空手を再開するようにと念をおされ終了となりました。

時々医院がグローバルになっています。

当院には英語が話せるスタッフも常勤しております。

 

 

お困りの方はししどファミリー歯科まで