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ししどファミリー歯科 稲田堤駅前

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普通の歯ブラシVS電動ブラシ みんなどっちを使ってるの?

目次


普通の歯ブラシ、電動ブラシどう使い分ける?どちらがおすすめ?

・電動歯ブラシの種類

‐超音波ブラシ

‐音波ブラシ

‐従来の電動ブラシ

・音波って何?

・電動ブラシの使い方は?

‐歯の表面

‐歯と歯茎の境目、ポケット

‐咬合部分

・電動ブラシを使うときの注意点

‐力を入れすぎない

‐できれば、歯磨剤(歯磨き粉)は研磨剤不使用のものを使用

‐ご自身に合った歯ブラシをチョイスすることが一番大事

・通常の歯ブラシがおすすめの方

・電動ブラシがおすすめの方

・まとめ

 

普通の歯ブラシ、電動ブラシどう使い分ける?どちらがおすすめ?

 

こんにちは。

南武線『稲田堤駅』より徒歩1分の歯医者・歯科「ししどファミリー歯科稲田堤駅前」院長の中村です。

今回は通常の歯ブラシと電動ブラシの比較についてお話しします。

皆さんは普段、どんな歯ブラシを使っていますか?

日本では、一般的な消費者の約22%が電動歯ブラシを使用しているとされています(2019年フィリップス調べ)。

これは意外な結果かもしれません。

そのため、多くの人がまだ手磨きを選んでいます。

電動歯ブラシと手磨きは、それぞれ特徴がありますが、どちらを使うにしても、正しい方法で使用しなければ、磨き残しや歯や歯茎の損傷のリスクがあります。今回はその点について、私が説明します。

実際にクリニックでよく説明する内容ですが、今回は特に電動歯ブラシを使ったことがない方や興味がある方に向けて、その特徴と使い方を説明し、手磨きと比較してどちらを選ぶべきかをお話します。

電動ブラシの種類

電動歯ブラシにはいくつかの種類があります。通常の手磨きでは実現できない速度で多数の振動を歯に与えられるため、手磨きよりも短時間でより集中して汚れを落とすことが可能です。

市販されている電動歯ブラシは主に次の3つのタイプに分類されます。

‐超音波ブラシ

超音波は非常に高速な振動を生成するため、手動歯ブラシのようにブラシを左右に動かして磨く必要があります。

超音波を利用することで、160万から200万Hzの広範囲の振動数により、プラーク内の細菌や虫歯の原因となる不溶性グルカン(ミュータンス菌が歯に付着するための基盤)を除去することが可能です。これにより、音波歯ブラシよりも優れた歯垢除去能力があると言われています。

しかし、非常に細かい振動数のため、電動歯ブラシや音波歯ブラシとは異なり、手でしっかりと磨く必要があります。

例えば、アクアソニックのような商品があります。

‐音波ブラシ

 

電動歯ブラシは音波振動を使用して歯垢を効率的に取り除きます。200~300Hzの音波振動は、ブラシの毛先が触れていない部分の深いプラークにも対応できるのです。1分間に約30,000回の音波振動を行い、これによって歯の細部まで丁寧に磨くことが可能です。先に述べたように、毛先が直接触れて汚れを落とすだけでなく、音波振動が生み出す高速水流や微細な泡が、毛先が届かない歯垢も除去します。従来の電動歯ブラシと同じく、ブラシを動かす必要はほぼありません。製品としては、フィリップスのソニッケアやパナソニックのドルツなどがあります。

‐従来の電動ブラシ

 

従来の電動歯ブラシは、ブラシ部分が電動で往復または回転運動をし、毛先が直接触れることで汚れを効率的に取り除きます。1分間に2500回から7000回動き、高速で歯垢(プラーク)を除去します。手磨きでブラシを動かす必要はなく、安価で手磨きでは届かない場所の汚れも効果的に除去できます。例えば、ブラウンのオーラルBがその商品の一つです。

 

音波って何??

通常、物体が振動すると、その振動は空気を介して伝わり、空気の密度に濃密な部分と希薄な部分が生じます。これが音波、つまり音の波です。人間の聴覚範囲(可聴域)には個人差がありますが、一般的には20Hzから20KHzの周波数を聞くことができるとされています。年齢とともに可聴域は狭まりますが、20000Hzを超える音は超音波と呼ばれます。

 

電動ブラシの使い方は?

電動ブラシの使い方を、歯の部位ごとに説明します。

歯の表面

歯の表面や唇側面には、ブラシを垂直にあてて、振動が均一に伝わるようにします。

ブラシを強く押し付けないことがポイントです。

歯と歯茎との境目、ポケット

 

これは歯科で行う歯ブラシ指導の一つで、バス法と呼ばれています。

45度の角度を保つことで、歯肉とその周辺をターゲットにしています。

咬合部分

通常の歯ブラシと同じく、歯面に対して90度の角度で磨きます。

 

電動ブラシを使う時の注意点

 

電動ブラシは通常のブラシとは異なり、使用には注意が必要です。

力を入れすぎないようにしましょう。電動ブラシの中には手を動かさなくても良いものがあります。これらの製品の特徴を最大限に活かすためには、指定された使用法に従うことが重要です。

特に音波ブラシは、歯面にブラシを当てるだけで良いため、電動ブラシに慣れていない方は従来の使い方をしてしまいがちです。

 

できれば、研磨剤を含まない歯磨剤(歯磨き粉)を使用してください。電動歯ブラシを使用する際は、歯磨き剤を少量にし、研磨剤が含まれていないものを選ぶことが推奨されます。

研磨剤入りの歯磨き剤を使用すると、歯の表面を傷つける可能性があるからです。

口腔内の状態は人それぞれ異なります。初めに、歯科医院で検診を受けて、自分の健康状態と口腔衛生を把握しましょう。

その上で、適切なアドバイスを受けながら、自分に合った歯ブラシを選びましょう。

通常の歯ブラシがおすすめの方

通常の歯ブラシは価格が手頃で、自分の歯並びに合わせて細かい部分まで磨くことができる利点があります。

さまざまな硬さや形状のブラシから選べるため、時間をかけて丁寧に磨きたい方には理想的です。

◉ 歯ブラシの使い方を学んだばかりの方
◉ どこでも手軽に磨きたい方
◉ 費用を抑えたい方
◉ 電動歯ブラシの振動や動きが苦手な方

 

電動歯ブラシがおすすめの方

電動歯ブラシの最大の利点は、誰でも簡単に、やさしい力で迅速に、そして効果的にプラークを除去できることです。

◉矯正装置を使用中の方
◉歯磨きに多くの時間を割けない忙しい方
◉歯磨き時に力を入れがちな方
◉正しい歯磨きの方法を理解している方

まとめ

電動歯ブラシと手動歯ブラシのどちらが優れているかは、非常に複雑な問題です。

最終的には、自分に合った方法を選ぶことが最善だと思われます。

どちらを使用しても、適切な磨き方をすれば、歯の汚れ(プラーク)をしっかりと取り除くことができます。

電動歯ブラシは、比較的簡単に短時間で汚れを落とせますが、正確に歯にフィットさせることが重要です。

一方で、手磨きは歯の並びに合わせて細かく磨ける利点がありますが、電動歯ブラシよりも時間をかけて丁寧に磨く必要があります。

自分の口の状態や生活スタイルに合わせた歯ブラシを選び、歯磨きの主な目的であるプラーク除去をしっかり行いましょう。時間がある時は手磨きで丁寧に、忙しい時は電動歯ブラシを使うなど、状況に応じた使い分けが良いでしょう。

 

虫歯予防なら川崎市多摩区のししどファミリー歯科稲田堤駅前へ

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〒214-0001 神奈川県川崎市多摩区菅2-2-35ルミエール安田1F

【アクセス】

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院長:中村 昇(ナカムラ ノボル)

監修者

ししどファミリー歯科稲田堤駅前 院長 中村昇

ししどファミリー歯科稲田堤駅前
院長 中村 昇

 

地域に密着した歯科医院として、虫歯治療、歯周病、インプラント、矯正治療など幅広く診療。
患者様への丁寧な説明を心掛け、足並みのそろった診療計画をご提供します。

所属団体・資格

  • 厚生労働省認定臨床研修指導医
  • 日本審美歯科学会
  • 日本デジタル歯科学会

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