ししどファミリーの理事長宍戸です。

ご挨拶がだいぶ遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。

新年が始まってしまえば、早くも１月が過ぎ去ろうとしています。まだまだ寒い季節が続きますのでみなさまもどうかご自愛ください。

さて、さっそく新年早々昨年に導入したマイクロスコープにより、より精密で正確な診療を行うためにししどファミリー歯科のスタッフ一同は努力を惜しみません。昨年より依頼しておりました、恵比寿でご開業されています辺見先生を病院にお招きし、プライベートセミナーを行っていただきました。

辺見先生は診療はさることながら、それ以外に講演や執筆など様々な依頼を受けており、非常に多忙なため今回のような機会は当院の先生たちにとっても、とても貴重な時間となりました。

今までとまったく世界がことなる分野に全員四苦八苦していましたが、辺見先生の的確なアドバイスのもと実習を行い、あっという間の充実した時間を全員で共有していました。毎日診療に使用し、より患者さんの満足度を高めていきたいと思います。

 

もう一つはこれも昨年から楽しみにしていたセミナーですが、当院では矯正治療を多く行います。そして矯正治療には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。そのうちの一つが歯肉退縮です。

そもそも歯肉退縮には種々の原因が挙げられますが、放置することにより約80%の確率で悪化していくことが論文でも指摘されています。

今回は普段、南カルフォルニア大学歯学部歯周病講座に在籍し、米国ボード歯周病専門医・USC International Program Instructorとして活躍されているミン先生が日本でその問題に対するセミナーをされているということで勉強をしてきました。

当院でも歯肉退縮に対して、歯周外科手術はよく行われていますが、よりアカデミックに、よりシンプルで侵襲の少ない術式を教わりました。術式はシンプルですが、多くのポイントがあり、そのポイント、ルールを守らないと逆効果になることには注意が必要です。

実際その術式でオペ予定の患者さんもありますのでまたブログで経過や結果を報告していきます。

新年が始まり、早々によいスタートが切れたのではないかと感じております。

スタッフ一同これからも切磋琢磨していきますので、本年もどうぞししどファミリー歯科を宜しくお願い致します。